Business Guide

シフト表の無料Excelテンプレート|人数・勤務時間の計算と作り方

Excelシフト表の作り方|人数不足と勤務時間を自動計算する月間表。練習用Excelの表を使った解説画像。

店舗やサロンで毎月のシフトを組む方向けに、5名分の無料Excelテンプレートを用意しました。「早」「遅」「休」を選ぶと、日ごとの出勤人数と不足人数、スタッフごとの出勤日数・勤務時間を計算できます。

5名の作例で、10月2日は必要4名に対して出勤3名。足りない1名を赤く表示します。完成したファイルから使い始めても、後半の数式を使って自作しても構いません。

シフト表の無料Excelテンプレートをダウンロード

登録不要。記事と同じ数式入りです。

完成例:勤務を変更すると人数と時間が変わる

練習ファイルには「シフト表」と「勤務設定」の2シートがあります。勤務設定で早番・遅番の時間を決め、シフト表へ毎日の勤務を入れます。黄色が入力欄、薄緑が数式欄です。勤務欄は記号に応じて色が変わります。

Excelシフト表の完成例。10月2日は出勤3名、必要4名、不足1名。佐藤さんの記入済み勤務は5日33時間。
31日分のうち1〜7日を表示。サンプルの勤務はこの7日分だけ入力しています。 画像を選んで拡大してください。

試しに「シフト表」のD6を「早」から「休」へ変えてください。10月1日の出勤人数D14が4から3へ、不足人数D16が0から1へ変わります。確認したらD6を「早」に戻します。

完成ファイルを自分の職場で使う

  1. ダウンロードしたファイルをコピーして保存します。
  2. 「勤務設定」のB6〜D7で、早番・遅番の開始時刻、終了時刻、休憩時間を変えます。休憩30分は「0.5」、1時間は「1」です。
  3. 「シフト表」のB3を使いたい月の日付に変えます。2027年4月なら「2027/4/1」です。A6〜A10の名前も置き換え、使わないスタッフ欄は名前を空欄にします。
  4. D6〜AH10の勤務をいったん消し、各日に「早」「遅」「休」を選びます。消すのはセルの内容だけです。行全体や、B〜C列の数式は残してください。
  5. D15〜AH15に、日ごとの必要人数を入れます。営業しない日は「0」にします。

入力後は16行目の「不足人数」と17行目の「未入力等」を確認してください。休みは空欄のままにせず「休」を選んでください。空欄と、誤って入力した「早番」などの記号は「未入力等」に数えます。

ここで確認する人数は、その日に出勤する人の合計です。早番と遅番が入れ替わる時間帯など、同時に何人いるかは開始・終了時刻とあわせて確認してください。

20名分の勤務と人件費も管理したい場合

無料作例と販売版の違いは次のとおりです。スマホでは表を左右にスクロールできます。

確認する点この記事の無料作例販売中のExcelテンプレート
スタッフ・勤務5名・早番と遅番20名・勤務パターン10枠
必要人数日ごとの合計を手入力し、出勤人数と比較平日・土日祝の必要人数を勤務パターンごとに設定
スタッフ別の集計出勤日数・勤務時間出勤日数・勤務時間・人件費の見込み

5名・早番と遅番で足りる職場なら、無料作例から始められます。20名分の枠を自分で増設せずに使い、勤務ごとの必要人数や人件費まで確認したい場合は、シフト表 Excelテンプレートがおすすめです。

販売中v1.2の集計画面。総労働時間と人件費の見込みを表示。初期データでは勤務0時間、月給合計52万円。
販売版の時間・人件費の集計欄。これは初期データの表示例で、勤務0時間でも設定済みの月給を含めて52万円と表示されています。自店の賃金と勤務へ置き換えて使います。 画像を選んで拡大してください。

20名分のシフト・勤務時間・人件費をまとめて管理

シフト表 Excelテンプレートの画面例

シフト表 Excelテンプレート

¥2,200 税込買い切り

月間シフト表の枠と勤務の選択肢を作る

ここからは白紙のブックから作る手順です。完成ファイルを使う場合は、上の置き換え手順で始められます。

新しいブックに「シフト表」「勤務設定」という名前のシートを作ります。「シフト表」のB3に「2026/10/1」、A5〜C5に「氏名」「出勤日数」「勤務時間(h)」を入力してください。A6〜A10には佐藤・田中・鈴木・高橋・伊藤を1名ずつ入れます。

対象月から日付と曜日を表示する

D4へ次の式を入れます。B3で指定した月の1日が表示される式です。

=DATE(YEAR($B$3),MONTH($B$3),1)

E4へ次の式を入れ、AH4まで右へコピーします。対象月が終わった後の列は空欄になります。

=IF(D4="","",IF(MONTH(D4+1)=MONTH($B$3),D4+1,""))

D4〜AH4の日付表示を「m/d」に設定してください。D5に次の式を入れ、AH5まで右へコピーすると曜日が付きます。D4が10/1なら、D5は「木」です。

=IF(D4="","",CHOOSE(WEEKDAY(D4),"日","月","火","水","木","金","土"))

勤務記号をドロップダウンから選ぶ

D6〜AH10を選択し、[データ]→[データの入力規則]でリストを設定します。元の値には「早,遅,休」を半角カンマで区切って入力してください。Microsoftのドロップダウン作成手順でも確認できます。

まずD6〜J10に次の7日分を入力します。スマホでは表を左右にスクロールしてください。

行・氏名D:1日E:2日F:3日G:4日H:5日I:6日J:7日
6 佐藤早早休遅遅休早
7 田中遅休早早休遅遅
8 鈴木休遅遅休早早休
9 高橋早早休遅休早早
10 伊藤遅休早早遅休遅

日ごとの出勤人数と不足人数を数える

A12〜A17に「早番人数」「遅番人数」「出勤人数」「必要人数」「不足人数」「未入力等」を順に入れます。D15〜AH15は必要人数の入力欄です。この例ではすべて4にします。

D12に早番人数の式を入れ、AH12まで右へコピーします。COUNTIFSで、勤務が「早」で、名前も入っている行を数える式です。

=IF(D4="","",COUNTIFS(D$6:D$10,"早",$A$6:$A$10,"<>"))

D13は遅番人数です。同じようにAH13までコピーします。

=IF(D4="","",COUNTIFS(D$6:D$10,"遅",$A$6:$A$10,"<>"))

D14に出勤人数の式を入れ、AH14までコピーします。10月1日は早番2名と遅番2名で4名です。

=IF(D4="","",SUM(D12:D13))

D16に不足人数の式を入れ、AH16までコピーします。必要人数から出勤人数を引き、足りていれば0にします。必要人数が空欄なら、表示は「必要数未入力」です。

=IF(D4="","",IF(COUNT(D15)=0,"必要数未入力",MAX(0,D15-D14)))

10月2日のE16は「1」になります。D16〜AH16を選び、[ホーム]→[条件付き書式]で「セルの値が0より大きい」セルに赤い塗りつぶしを設定すると、足りない日を探しやすくなります。

未入力と、誤った勤務記号も確認する

D17に次の式を入れ、AH17までコピーします。名前のあるスタッフ数から、「早」「遅」「休」を入れた人数を引きます。D6を空欄にするとD17は1、正しい記号を選ぶと0です。

=IF(D4="","",COUNTIFS($A$6:$A$10,"<>")-SUM(D12:D13)-COUNTIFS(D$6:D$10,"休",$A$6:$A$10,"<>"))

D17〜AH17にも、0より大きいセルを赤くする条件付き書式を設定してください。月の日付があるのに勤務をまだ入れていない8日以降は、5と表示されて正常です。

休憩を引いた勤務時間と、個人の合計を計算する

「勤務設定」のA5〜E5に「記号」「開始」「終了」「休憩(h)」「勤務時間(h)」を入力します。6行目は早・9:00・17:00・1、7行目は遅・13:00・20:00・1です。開始と終了は時刻、休憩は時間数で入力します。

勤務設定。早番9時〜17時、遅番13時〜20時。どちらも休憩1時間を差し引き、7時間と6時間。
勤務記号は「早」「遅」のまま、時刻と休憩を変えます。 画像を選んで拡大してください。

E6に次の式を入れ、E7へコピーします。表示形式は数値の小数1桁にしてください。早番は7.0時間、遅番は6.0時間になります。

=IF(COUNT(B6:D6)<3,"",ROUND(MOD(C6-B6,1)*24-D6,2))

時刻の差に24を掛けて時間数に直し、休憩を引いています。MODを使っているため、22:00〜翌6:00で休憩1時間なら7時間です。1勤務は24時間未満で使い、休憩は拘束時間以内に収めてください。同じ開始・終了時刻は0時間になります。

開始・終了の時刻から直接計算し、休憩の入力漏れや日またぎも確かめたい方は、勤務時間の計算式と無料Excelをご覧ください。月間の勤務記号を集計する本記事と、用途を分けて使えます。

「シフト表」のB6に次の式を入れ、B10まで下へコピーします。日付のある列の「早」「遅」を数えるので、2月の29〜31日など、対象月にない日の入力は集計しません。

=IF(A6="","",COUNTIFS(D6:AH6,"早",$D$4:$AH$4,">0")+COUNTIFS(D6:AH6,"遅",$D$4:$AH$4,">0"))

C6に次の式を入れ、C10まで下へコピーします。早番の回数×早番の時間と、遅番の回数×遅番の時間を合計します。

=IF(A6="","",IF(OR(COUNT('勤務設定'!$E$6:$E$7)<2,MIN('勤務設定'!$E$6:$E$7)<0),"時間設定確認",COUNTIFS(D6:AH6,"早",$D$4:$AH$4,">0")*'勤務設定'!$E$6+COUNTIFS(D6:AH6,"遅",$D$4:$AH$4,">0")*'勤務設定'!$E$7))

佐藤さんは早番3日、遅番2日なので、B6は5日、C6は「3×7+2×6」で33時間です。これは記入済みの1〜7日分です。残りの日を入力すると合計も増えます。

勤務ごとの必要人数と、スタッフ別の勤務時間を確認する

シフト表 Excelテンプレートの画面例

シフト表 Excelテンプレート

¥2,200 税込買い切り

印刷して配るときは、文字と確定版を確認する

勤務が決まったら、配布用のコピーを保存します。「2026-10_シフト_確定_10月20日版」のように、対象月と更新日をファイル名へ入れてください。調整中は「案」とし、変更後は同じ保存先の確定版を更新してスタッフへ知らせます。

PC版Excelの[ファイル]→[印刷]で、用紙を横向きにしてプレビューを確認します。31日分をA4の1枚へ縮めると文字が小さくなるため、まず拡大縮小なしの100%で確認してください。読みにくければ、A3を選ぶか、日付の途中でページを分けます。

ページを分ける場合は、[ページレイアウト]→[印刷タイトル]で、タイトル行を「$4:$5」、タイトル列を「$A:$A」に設定します。この設定で、各ページに日付・曜日と氏名が付きます。対象月が分かるよう、ヘッダーにも「2026年10月・確定・更新日」を記載してください。

プレビューでは、氏名と勤務記号が読めること、同じ日付の列が途中で切れていないこと、月末まで含まれていることを確認します。PDFで配る場合も、保存したPDFを開いて同じ箇所を見直してください。画面の文字サイズを下げて収める必要はありません。

印刷設定はMicrosoftの拡大縮小の説明と、印刷タイトル・ヘッダーの設定で確認できます。

翌月へコピーするときと、数字が合わないとき

翌月は別名でコピーを保存してから、D6〜AH10の勤務だけを消し、B3の対象月と15行目の必要人数を変更します。前月の勤務を残したまま日付だけ変えると、別の日に勤務が引き継がれてしまいます。

表示・症状確認すること
不足人数が想定と違う15行目の必要人数と、スタッフ名・勤務記号を確認する。「早番」は「早」と別の文字
未入力等が残る勤務が決まったセルに「早」「遅」「休」のいずれかを入れる
時間設定確認と出る勤務設定のB6〜D7を埋める。休憩が勤務時間より長くないかも確認する
時刻や数式が文字のまま表示形式を標準や時刻へ直して入力し直す。先頭のアポストロフィも確認する
6名以上・3種類以上の勤務に増やしたい名前と勤務欄を増やすだけでは集計されない。人数を数える範囲、個人の集計式、勤務時間の式、入力規則をまとめて延長する
練習ファイルで確認したこと

表計算の自動計算環境artifact-toolで、勤務変更、空欄、記号の誤記、必要人数0、2月と閏年、日をまたぐ勤務、休憩未入力など14項目を確認しました。配布ファイルは初期値へ戻しています。Microsoft Excel実機での操作確認は未実施です。本文画像はファイルを描画した表示例です。

勤務の入力に集中できる、設定済みテンプレートを使う

職場で使うには、人数や勤務パターンに合わせて数式を延ばし、必要人数の設定や集計画面も整える必要があります。その準備を省きたい方には、シフト表 Excelテンプレートをおすすめします。

販売版の枠はスタッフ20名・勤務パターン10種類です。月間シフトに勤務記号を入れると、出勤日数・勤務時間・人件費の見込みを集計し、人員が足りない日を確認できます。平日と土日祝の必要人数を勤務パターンごとに設定でき、店休日も登録できます。

販売中v1.2の勤務パターン設定。開始・終了、休憩分、労働時間、平日と土日祝の必要人数。
販売版の設定画面の一部。休憩は「分」で入力します。無料作例の「時間」と単位が異なります。 画像を選んで拡大してください。

購入後はZIPを展開し、元ファイルを保管してコピーを使います。「設定」で対象年・月、勤務パターン、必要人数を登録し、「スタッフ」に名前や賃金などを入力してください。その後「シフト表」の勤務入力欄を自分の職場の予定へ置き換えます。

シフトの割り当ては手入力です。翌月はファイルをコピーして勤務欄を消します。人件費は概算で、残業・深夜割増、交通費、社会保険料を含む給与計算用ではありません。PC版Excelでの利用をおすすめします。

20名分のシフトと人件費の集計を、完成した表で始める

シフト表 Excelテンプレートの画面例

シフト表 Excelテンプレート

¥2,200 税込買い切り

作業ごとの期間や進捗を管理したい場合は、Excelガントチャートの作り方をご覧ください。

数式の参考:Microsoft:COUNTIFS関数、Microsoft:MOD関数。

記事を検索

知りたい業務やExcelの使い方を探す

メニュー